二年前の一月、朝起きようと思ったら目の前がぐるぐると回って起き上がれませんでした。しばらく待ってからなんとか立ち上がりましたが、お茶を飲もうとすると目の前がぐるりと回りその場にへたれこんでしまいました。
そんなめまいは初めてで、メニエールを疑いました。病院に行こうにも何科が適切なのか分かりません。それで医療関係の友人に聞いたところ、耳鼻科をすすめられました。
幸いすぐ近くに耳鼻科があったので行ったところ、良性発作性頭位めまい症との診断。耳石と呼ばれる小さな石が三半規管に入り込んでしまったもので、石がとければ大丈夫と言われたのです。
原因を探ったら、私の場合は前日にベッドから頭部分を落として寝たことではないかとのこと。運動不足や頭部の衝撃以外にも、頭を極端に下げる等していて起きることもあるそうです。
私は耳石が何個も落ちたようで、数日間はめまいとの戦いでした。石の場所からして、エプレイ法という医師による治療は効果がなさそうなので、自然治癒を待つことになりました。ただメニエールとは違い、耳の痛みがなかったので、無理さえしなければ日常生活は送れました。
これまで健康だったので、このめまいは衝撃でした。最初は周りにもいるのでメニエールかも?と不安になったりもしました。また、めまいの診療が何科なのかという知識がなかったので、友人に教えてもらえてよかったです。
病名が分かったこと、ちょうどその少し前に女子サッカーの澤選手がかかって知名度が上がったことにより、家族への説明も楽でした。あれだけ鍛えているスポーツ選手ですら安静にしなければいけない病気だと理解してくれたのでありがたかったです。
これ以降、毎朝起きる時は気をつけて急に体を起こさないようにしています。また、洗濯物を干す動作が危ないので、乾燥機能付きの洗濯機に替えました。
この後の変化で一番残念なのは、大好きだった絶叫マシンに乗れなくなったことです。降りたら立てなくなりそうで怖いのが大きいです。漫画のように自分の周りがぐるぐると回ってその場に倒れこんだことが、思っていたよりもトラウマになっていたようです。
現在は枕の位置を高くする、急に頭を動かさないなど、日常で気をつけています。しかし一度、軽度ですがまためまいをおこしてしまいました。いつ起きるのか分からないのは不安ですが、これからも付き合っていくしかないので、できるだけ急に動かずに生活していこうと思っています。